ダ・ヴィンチが絶賛した、クーポラの天頂のブロンズ製の十字架と球

Piazza del Duomo, Florence, Italy

ドゥオーモ

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂​

(Duomo (Cattedrale di Santa Maria del Fiore)​

マヨルカ島   Mallorca

172年の年月をかけ、多くの芸術家により完成した、芸術の都としてのフィレンツェのシンボル、ドゥオーモ
ドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会)の必見スポット
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ドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会)と周辺スポットへのアクセス

カサ・ミラ

(Casa Mila)

ガウディの代表作の一つで、全く直線の部分がないことが特徴。特に波打つような曲線が印象的な外観

グエル公園

(Palau Guell)

エウゼビ・グエル伯爵とアントニ・ガウディの夢が作り上げた、1900年から1914年の間に作られた分譲住宅。現在は公園として市民に親しまれています

カタルーニャ美術館

(Museo Nacional de Arte de Cataluna)

中世から20世紀までのロマネスク美術、ゴシック美術、近代美術などのカタルーニャ美術を中心としたコレクションが集められた美術館

ピサ Pisa 

概要

フィレンツェの象徴のオレンジ色の屋根が目印の「ドゥオーモ」といわれる建物は、​「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」というキリスト教カトリックの教会。フィレンツェの大司教座聖堂で、「ドゥオーモ(大聖堂)」、「サン・ジョヴァンニ洗礼堂」、「ジョットの鐘楼」の3つの建物から構成されています。全長153メートル、幅(最大)90メートル、高さ107メートル、クーポラ部分の内径43メートルと、聖堂として世界で4番目に大きい建物です。教会名は、「花の聖母マリア」という、外観の美しさにピッタリの名前です。

 

1296年から172年の月日をかけて完成したこの大聖堂は、白の大理石を基調として、ピンクや緑の大理石も使い、幾何学模様で飾られ、イタリア・ゴシック様式でデザインされていて、クーポラとランターン(採光部)は初期ルネサンス、19世紀に完成したファザード部分はネオ・ゴシック様式と、複数の様式が混在しています。

 

フィレンツェのシンボルにもなっている、オレンジ色のドームのある大聖堂は、石積み建築でのドームとしては世界最大で、晩期ゴシック建築~初期ルネサンス建築の代表として知られています。

 

現在フィレンツェで私たちが見ることができるのは、実は3代目で、最初の教会堂は4~5世紀に、古代ローマ時代のドムス跡に建設されたもの。その後、ビザンティン時代の戦役に破壊されたため、7~9世紀に再建されたのが旧聖堂の「サンタ・レパラータ聖堂」で、このロマネスク様式の大聖堂は、現在も教会堂の地下に眠っていて、内観の一部を見ることができます。

 

大聖堂建設のきっかけは、近郊のピサシエナの大聖堂を上回る大聖堂を作りたいというライバル心からで、これは、フィレンツェが14世紀まで、建築においても、芸術においても主導権を握ることができなかったためだといわれています。1294年に、フィレンツェ羊毛業組合Arte della Lanaが、荘厳で豪勢な大聖堂を作るために、最も高名だといわれた彫刻家のアルノルフォ・ディ・カンビオに設計を依頼したことで建設が始まりました。

 

1296年9月8日の起工式で、「サンタ・マリア・デル・フィオーレ」と命名され、市評議会は、輸出品すべてに関税、市民には人頭税を課し建設費用にあて、建設が始まりました。しかし、1302年にアルノルフォが死去したことで建設が中断してしまい、大聖堂建設に使用されるはずの石材は、パラッツォ・ヴェッキオと第3市壁に転用されたのです。それから30年以上経過した1334年、フィレンツェ羊毛業組合は、ジョットを建築責任者として指名しましたが、ジョットも鐘楼を建設中であった1337年にこの世を去ってしまいました。

 

その後、1355年から建設工事が再開され、フランチェスコ・タレンティ、アルベルト・アルノルディ、ジョヴァンニ・タンブロージョ、ジョバンニ・ディ・ラポジーニ、オルカーニャなど、多くの工匠たちにより進めされました。そのため、最初に設計を担当したアルノルフォの計画にどれほど忠実かどうかは現在でも議論されていますが、形はほとんど変わっていないことや、中央部がサン・ジョヴァンニ洗礼堂の影響を受けて八角形であること、ローマ・カトリック教会建築として当時世界最大だったことは間違いないそうです。

 

多くの工匠たちの努力により、1380年に大聖堂の身廊、1418年にクーポラ以外が完成しました。クーポラに関しては、1410年に中央上部に基部が築かれたことで、その高さは55メートルとなり、クーポラの建設が困難となり、1418年8月19日に、クーポラの模型の公募が行われました。そして、ロレンツォ・ギベルティ、ナンニ・ディ・バンコ、ドナテッロ、そして、フィリッポ・ブルネレスキからの応募があり、ブルネレスキの仮枠なしに、レンガの重みに耐える2つの構造のドームを建設する案が採用されました。この当時、足場なしにドームを建設することは不可能と考えられていたため、不安視されていましたが、1420年にブルネレスキを責任者として、建設が開始され、1434年8月30日に、クーポラ頂頭部の円環が閉じられ、無事に完成しました。このようにして、木の仮枠を組まずに建設された世界最初で、当時世界最大のクーポラが完成したのです。

 

1436年3月25日には、教皇エウゲニウス4世によって、献堂式が行われました。この時に演奏されたのが、ギヨーム・デュファイのモテット「バラの花が咲く頃」です。

 

クーポラを完成させたブルネレスキではありましたが、頭頂部に飾るランターンに関しては、デザインのみで設置方法を考えていなかったため、コンテストを行い、ミケロッツォの設計が採用され、1446年3月13日から建設が開始されました。これは、ブルネレスキが他界する数ヶ月までであったため、彼は少なくとも最後の建築が開始されたことを知っていたことでしょう。その後、約15年の月日を経て、1461年に完成しました。

 

建物の主軸は、ほぼ東西に通っていて、西側に八角形のサン・ジョバンニ洗礼堂、左側にラテン十時の平面の大聖堂、大聖堂の南西隅にジョットの鐘楼が配置されています。大聖堂の広場の東側には、鐘楼のリレーフや、「天国の門」のリレーフ、ミケランジェロの「ピエタ」など、教会の宝物や外部装飾の美術品が展示されています。

■フォロ・ロマーノ (Foro Romano) 0.5km 徒歩5分 

■パルテオン (Pantheon) 1.8m 徒歩20分 

■トレヴィの泉 (Fontana di Trevi)​​​​​​​​​​ 1.6km 徒歩18分 
 
■トレヴィの泉 (Fontana di Trevi)​​​​​​​​​​ 2.4km 徒歩28分 
 
​■ナヴォーナ広場 (Piazza Navona) 2.7km バス・地下鉄30分

 

■サンタンジェロ城 (Castle Sant' Angelo)​​​​​​​​​​ 3.4km バス30分

■サン・ピエトロ広場 (Piazza San Pietro)​​​​​​​​​​ 3.1km バス25分

ドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会)に関するインフォメーション

所要時間

約1時間30分

 

営業時間

 

ドゥオーモ

月・火・水・金曜日 - 10:00~17:00

木曜日 - 10:00~16:30

土曜日 - 10:00~16:45 *第一土曜日 - 10:00~15:30

日曜日・祝日 - 13:30~16:45

 

クーポラ

8:30~19:00

土曜日 - 8:30~17:40

 

 

 

閉館日

ドゥオーモ

1月1日、1月6日、12月25日、復活祭の日曜日

 

クーポラ

1月1日、1月6日、6月24日、8月15日、9月8日、11月1日、12月1日、12月2日、12月26日、復活祭前の木曜日~復活祭の日曜日

 

入場料

クーポラ

8ユーロ

 

*クーポラのほか、洗礼堂やジョットの鐘楼、地下聖堂、ドゥオーモ付属美術館への入場をご希望の方は、10ユーロの共通チケットが断然お得です。

カサ・バトリョ

(Casa Batllo)

美しい複数の色で飾られたタイルやステンドグラス、建物の曲線を描いた枠など、世界で類のないガウディの傑作の一つ

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アクセス

クーポラの天頂にあるブロンズ製の十字架と球は、彫刻家であったヴェロッキオにより製作されました。ヴェロッキオを知らない人は多いと思いますが、彼は、レオナルド・ダ・ヴィンチの師匠で、ヴェロッキオがブロンズの球を天蓋にあげるときに使用したフィリッポの機械に感動し、スケッチしたといわれています。また、パリ手稿で「私たちがサンタ・マリア・デル・フィオーレの球を接合した方法を覚えている」と述べたことから、ブロンズの球のデザインに係わったといわれています。

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

107メートルの高さからフィレンツェを一望できる、ドゥオーモのクーポラ

枠を使わずに設計するという難題をクリアして完成したドゥオーモは、高さ107メートル。463段の階段を登って、フィレンツェの絶景を一望することができます。

 

また、過去に多くの芸術家たちが頭を抱えたクーポラを一番間近で見ることができます。フィレンツェの美しさを作り上げる、少しずつ色が異なるタイル一枚一枚は一見の価値があります。

ドゥオーモの地下に眠る旧聖堂に眠る、クーポラ設計者ブルネレスキのお墓や、美しい内装

存在感のある外観とは対照的に、大聖堂内部は、美しく柔らかい雰囲気が広がります。なかでも、ベネデット・マイアーノの十字架、フレスコ画の「最後の審判」をはじめ、騎馬肖像が、ロービアのレリーフなどは必見です。

 

また、7~9世紀に建てられた旧聖堂「サンタ・レパラータ聖堂」の一部も見学できます。1972年8月には、クーポラを設計したフィリッピ・ブルネレスキのお墓も発見されました。

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ドゥオーモ地下旧聖堂
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ドゥオーモ地下旧聖堂
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ドゥオーモクーポラからの景色
ドゥオーモクーポラからの景色
ドゥオーモクーポラからの景色
ドゥオーモクーポラからの景色
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クーポラの天井に描かれたフレスコ画「最後の審判」

フィレンツェの象徴であるドゥオーモの外観も素晴らしいのですが、このクーポラ内に描かれたフレスコ画も必見です。このクーポラ内部いっぱいに描かれた躍動感のあるフレスコ画は、旧約聖書を題材とした「最後の審判」で、16世紀後半に、ウィフィッツィ美術館を建設した画家のジョルジョ・ヴァザーリフェデリコ・ツッカリをはじめ、多くの芸術家により完成した傑作です。その規模、ため息がでるほど美しい色彩、描かれた人物が飛び出しそうな躍動感は一軒の価値があります。

ドゥオーモクーポラのフレスコ画
ドゥオーモクーポラのフレスコ画
ドゥオーモクーポラのフレスコ画
ドゥオーモクーポラのフレスコ画
ドゥオーモの十字架と球
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の正面
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の内観
ドゥオーモクーポラのフレスコ画
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