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    サッカーの「ダービー」って何?? 

    イースターエッグ

    ヨーロッパを旅行していると、「イースター」や「復活祭」という言葉を耳にしたり、街中で「イースターエッグ」と呼ばれる卵の形のチョコレートや、色とりどりに装飾された卵の殻などを見かける時期があります。これは何かというと、キリスト教の典礼暦における最も重要な祝い日「イースター」を記念したもので、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念する日。ヨーロッパを旅行するなら、文化や宗教などについて少しは理解しておきたいもの。それでは、「イースター」について解説していきます。

    カトリック教会

    「イースター」とは何か​

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    イースターの過ごし方​

    イースター

    イースターという名前の由来は??

    お札は使えるの?​

    ​​​​「イースター(Easter)」とは、日本語では「復活祭」や「復活節」と呼ばれていて、十字架にかけられて亡くなったイエス・キリストが死後3日目に復活した(よみがえった)日を祝う日のことです。正教会では「パスハ」とも呼ばれます。このイースターは、クリスマスと同様、キリスト教にとって最大の祝日とみなされています。このイースターは、春分の後の最初の満月の次の日曜日とされているため、毎年日付が変わる移動祝日です。。

    ​​​「イースター」という名前は、サクソン族の春の女神「イーアスター(Eostre)」からきているといわれています。春分の日の後であることもあり、春の訪れを祝福するという意味も含まれています。

    ​

    ポリネシア諸島に位置する、モアイ像で有名な「イースター島」も、実はこの「イースター」にちなんで名づけられました。この島は、1722年に、オランダ海軍提督のヤコブ・ロッゲフェーンが発見したのですが、その日が偶然、イースターの復活祭の夜だったため、この名前をつけたそうです。また、1774年には、イギリス人探検家のキャプテン・クック(ジェームス・クック)が上陸したことでも有名です。

    巨大なイースターエッグ

    ​​こんなに大きなイースター・エッグも売っています。これは、イギリスで20ポンド(約3000円)です。ちなみに中は空洞です。​

    ​​​英語圏やドイツでは、イースター・エッグのほかにも、ウサギの形のパンやチョコレートも作られることがあります。ウサギは、多産なため、生命の象徴とみなされていることや、その飛び跳ねる姿を生命の躍動感に例えられているのです。

    ​

    また、ウサギの目は月を連想させるものとされており、復活祭の満月が過ぎて、月がかけて見えなくなっても、また新月→三日月→満月と廻りに廻って満月になるため、復活を意味するものとして、キリストの復活の象徴としてみなされているのです。

    ​

    ちなみに、スイスの高級チョコレート大手リンツは、金色の包み紙にくるんで販売していたイースター用ウサギチョコに関して、商標侵害として、ドイツのリゲライン社を相手取り、金色の包み紙にくるまれた同社の「ウサギチョコ」の類似商品の製造の中止を訴えた訴訟を起こしていたそうで、先日、12年に続く裁判の結果、リゲライン社も引き続き、商品の製造を継続できるという結論に至ったそうです。近年では、イースターエッグやイースターのウサギも製造業社の重要な商品としての需要があることの証明でしょう。

    イエス・キリストの復活を祝福する日曜日は、どんなものを食べるの??​ 

    ​​​​西方教会と東方教会では、伝統的に四旬節および大斎の期間中、肉類や乳製品、卵類が禁止されます。そのため、イースターの復活祭の日には、解禁を記念して、禁止されていた肉類などの料理や、卵・バター・乳などを使ったデザートやパン、ケーキなどを食べる習慣があります。その伝統料理は、国や地域により、少しずつことなります。たとえば・・・

    ​

    イタリア:子羊(ラム)や、鳩の形の菓子パン「コロンバ・パスクァーレ(復活祭の鳩)」、パン生地に卵を殻ごと入れて焼き上げた「クッドゥーラ」、プッドリーケなど。​

    イタリア・シチリア島:マルチパンでできた子羊。また、復活祭の翌日の月曜日は、パスケッタと呼ばれ、野外でピクニックをする日だそうです。​

    スイス(ドイツ語圏):アーモンドとレーズンのタルト。

    スウェーデン:シャケや子羊の脚、ゆで卵とニシンの酢漬け、アンチョビなど。

    ポーランド:豚のロースト、ハム、ソーセージ、ゆで卵など。また、マズレクやバブカと呼ばれるケーキ。

    アイスランド:子羊やマトン、ミルクプディングなど。

    フィンランド:パスハやメンミというプディングなど。

    ​​​イースター(大復活祭)に、卵の殻に色鮮やかな彩色をおどこしたり、ゆで卵をきれいに包装する習慣があり、国や地域によっては、これらの卵を隠し、子供たちが探す遊びも伝統的に行われたりしているんです。近年では、本物の卵だけでなく、卵形のチョコレートも一般的になってきています。これは、雛が卵から産まれることと、イエス・キリストがお墓から出て復活したことをかけているもので、また、長い冬が終わり、木々から芽が出始めて、再び生命が蘇ることもかけているのです。

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    また、ドイツや英語圏では、「イースター・バニー」が運んでくるものとされていますが、フランスやイタリアでは教会の鐘が運んでくるものとされています。

     

    この時期、ヨーロッパで見かける「イースター・エッグ」って何??

    イースターエッグ

    ​​イギリスで大人気の「One Direction」というボーイバンドのイースター・エッグも販売されています。​

    イースターエッグ

    「イースター・エッグ」のほかにも、この時期見かけるウサギの商品ってイースターと関連してるの??

    そもそも、「ダービー」って何??

    カトリック教会
    カトリック教会
    カトリック教会

    ​​​「グッドフライデー」と呼ばれる、イエス・キリストが亡くなった日は、各地の教会でミサが行われます。人々は、復活の日曜日まで、肉類や乳製品などを食べることなく過ごします。

    イースターエッグ

    イースターにちなんだお菓子「イースター・エッグ」って・・・??​

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